時を越えて語り継がれる宇土城跡と轟水源
旅の始まりは、戦国時代の名将・小西行長ゆかりの地「宇土城跡」へ。
かつての要塞として栄えたこの城は、今も静かに往時の面影をとどめています。
ガイドの案内とともに歩けば、築城から落城までの物語がまるで目の前で甦るよう。
風に揺れる木々や残る石垣が、時を超えた記憶を優しく語りかけてくれます。
続いて訪れる「轟水源」は、古くから“宇土の命の水”として人々の暮らしを支えてきた場所。
清らかな水が絶え間なく湧き出し、静かな音を奏でながら流れ続けています。
手を伸ばしてその水に触れると、冷たく澄んだ感触が心まで染みわたり、
自然とともに生きるこの土地の豊かさを肌で感じることができます。
宇土市大太鼓収蔵館 ― 響きにふれる特別なひととき
宇土の文化を象徴する「宇土市大太鼓収蔵館」では、
国の重要有形民俗文化財に指定された26基の太鼓が静かに並び、
その迫力と存在感が訪れる人の心を揺さぶります。
ここでは、自分だけのオリジナルバチづくりに挑戦。
木の香りに包まれながら一本一本を丁寧に仕上げる時間は、ものづくりの楽しさと伝統の深さを教えてくれます。
出来上がったバチを手に、いよいよ本物の太鼓を打ち鳴らす瞬間。
体の奥まで響く重厚な音が心に刻まれ、旅の記憶を鮮やかに彩ります。
作ったバチはそのまま旅のお土産として持ち帰ることができ、余韻をいつまでも手元に残します。
西岡神宮 ― サムライの心をまとう
古社・西岡神宮では、特別な“甲冑体験”を。
静かな境内で鎧を身にまとえば、まるで時を越えて戦国の世に立つよう。
重厚な鉄の重みとともに、武士が大切にした精神と誇りを感じることができます。
写真撮影もでき、旅の思い出をドラマチックに残せます。
宇土の味を楽しむ昼食のひととき
旅の途中には、好みに合わせて選べるランチタイムを。
・網田レトロ館 — 昔の駅舎を改装したカフェで、懐かしい時間を味わう(週末営業)
・船場蔵屋敷 — 歴史ある蔵を改装した和の空間で、地元の旬を堪能
・食房田尻 — 地元に愛される食堂で、家庭のぬくもりある味を楽しむ