五感で味わう“うとびより”の旅

Uto Tour

宇土の雨乞い大太鼓のルーツを巡る、水と音で心を整える半日ツアー

宇土の雨乞い大太鼓のルーツを巡る、水と音で心を整える半日ツアー

旅の始まりは、海と大地の恵みをいただく朝食から。
自らつくるバチに祈りを込め、大太鼓の音を打つ——。
“祈りの文化”が息づく宇土の地で、水と音に身をゆだねる特別な半日旅へ。

長部田海床路の風景に心がほどける朝

長部田海床路の風景に心がほどける朝

旅の幕開けは、長部田海床路(ながべたかいしょうろ)の静かな絶景から。干潮のときだけ現れる一本の道に、電柱がまっすぐ海の中へ続いていく——まるで別世界へ誘われるような、不思議で美しい光景です。朝の柔らかな光に包まれた海床路は、潮風と水面のきらめきが溶け合う “宇土らしい朝の風景”。その静けさの中に立つと、心がすっと深呼吸を始めます。この景色こそが、祈りと暮らしが長く寄り添ってきた宇土の物語の“入り口”です。

「OKAGESAMA MOBA」が届ける、海の恵みの朝ごはん

「OKAGESAMA MOBA」が届ける、海の恵みの朝ごはん

海床路の眺めを楽しんだあとは、すぐそばにある 「OKAGESAMA MOBA」特製の“豊穣の朝ごはん” を。
テーブルに並ぶのは、有明海の恵みをぎゅっと握りしめたおにぎり。ふわりと広がる海苔の香り、炊き立ての温もり、やさしい塩気。ひと口ごとに、この土地の味わいがじんわりと染み込んでいきます。海と大地の恵みが交わる場所でいただく朝食は、“雨を祈り、恵みを受け取る”という宇土の祈りの文化を自然と身体に響かせてくれるひととき。ここで過ごす短い時間が、この旅全体の感性をそっと開いてくれます。

湧き水の音に耳を澄ませる瞑想体験

湧き水の音に耳を澄ませる瞑想体験

轟水源の近くの宇土市轟泉自然公園を訪れ、太鼓を打つ前の準備として、心身を落ち着かせ、集中力を高める瞑想体験を行います。自然本来のリズムに寄り添いながら、ゆっくりと呼吸を整えていく時間です。(※雨天時は宇土市大太鼓収蔵館で実施)
この瞑想は、後の大太鼓体験に向けて心身を整えるための大切なプロセス。祈りの文化に触れる前に、心の雑音を手放し、“音を受け取る準備” をしていくような、穏やかなひとときです。

木の香りに包まれる、バチづくりの空間

木の香りに包まれる、バチづくりの空間

宇土市大太鼓収蔵館へ移動すると、そこには大小さまざまな太鼓が静かに並び、空気に凛とした張りが満ちています。その奥にあるバチづくりのスペースは、木の香りがふわりと漂うあたたかな空間。陽の光が差し込み、作業台に木肌の優しい表情が浮かび上がります。心が自然と落ち着き、ものづくりの時間へと誘われる場所です。

自分だけの“祈りのバチ”をつくる時間

自分だけの“祈りのバチ”をつくる時間

ここでは、太鼓を打つための オリジナルのバチづくり に挑戦します。木を削り、磨き、手に馴染む形へと丁寧に整えていく工程は、まるで心の中も一緒に整っていくような、穏やかな時間です。完成したバチには焼印を入れて仕上げ、世界にひとつだけの“祈りの道具”ができあがります。

太鼓の存在に圧倒される、静かな展示空間

太鼓の存在に圧倒される、静かな展示空間

展示室に足を踏み入れると、国指定重要有形民俗文化財の大太鼓がずらりと並び、その迫力に思わず息をのむほど。表皮の質感、木の重厚な響き、そこに刻まれた歴史。静かに佇む太鼓たちの姿から、この土地の人々が積み重ねてきた祈りの時間を感じ取ることができます。

大地が震えるような“祈りの一打”を体験する

大地が震えるような“祈りの一打”を体験する

そして旅のクライマックス、自分で作ったバチを手に、雨乞い大太鼓の演奏体験へ。静けさの中、太鼓に向き合い、そっと呼吸を整え、心がひとつに収まった瞬間に打ち鳴らす一打。地面が震えるような重厚な響きが身体中に広がり、音ではなく“振動”として全身で受け止める体験です。

祈り、願い、感謝——
長い時を経て受け継がれてきた「祈りの文化」が自分の中にも確かに息づく、そんな深い余韻を残します。

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